むかし、むかし、あつうみヶ崎と呼ばれる所がありました。
そこは海底火山の噴火や度重なる地震によっていつしか海底に沈み、やがて熱海と呼ばれるようになったのです。
ども。IKBの栗原です。
今回潜ってきたのは、熱海の「ソーダイ根(双代根)」というボートポイント。
絵の右上に書かれている岬がその「ソーダイ根」だったのではないか、と言われています。
かつては陸地だったんですね〜。その証拠に海底からは遺跡も見つかっているそう。
さて、そんな豆知識を入れてからダイビングスタート!
この船の真下にソーダイ根があります。ソーダイ根が沈んだのは鎌倉時代の頃らしいので、約800年という時間が作り出した景色の差に、感じるものがありますね。
水中のソーダイ根は、カラフルなソフトコーラルやヤギ類にびっしりと覆われ、20m付近にはサクラダイがたっくさん群れてました!
潮あたりがいいのか、ヤギ類やウミウチワなどがめちゃめちゃ大きく育ってます。
伊豆のボートポイントでこんなに大きく育って密生しているところってあまり思い浮かびません。
サクラダイのオスとメス。いつも絵になります!
今年の8月くらいからずっといついているらしい、巨大なイロカエルアンコウ。
大きなハンバーグくらいのサイズです。お客様が発見してくれました!!
シマキンチャクフグ。季節来遊魚ですね。ちらほらおりました。
オルトマンワラエビ。こちらもお客様が自分で見つけておりました!(僕は見てない。笑)
今回ご参加の皆様はみんなダイビング上手でした!
このボートポイントはちょっと中級者向けのポイントですね〜。平均深度も深いし。
AOWは絶対必要、ボートダイビングにも慣れてる必要ありますね。
気になる方は是非スキルアップしてご参加ください!
今回ご参加くださった皆様、ありがとうございました!
栗原