こんにちは🕺 池田です!
実は先日、IKB準レギュラーからレギュラーに昇格しました👏🏽
誰?という方はこちら
PAPALAGI TIMES2022のスタッフ紹介の写真なのですが、
実は第一印象にもなるこの写真を撮った時、、瞼を蚊に刺されてとても腫れているのです。
さて、自己紹介ブログでマスククリアが苦手だった…という話をしましたが、
本日はマスククリア克服ストーリーをお話しして行こうか思い、また勝手に池袋ブログにログインしました。
さらけ出して行こう💨
ダイビングを始めたのは、18歳の時。
水族館で働きたかったので、ダイビングをはじめました。
この時はパパラギとは無縁でした。
水泳をやっていたので余裕のよっちゃんと思っていたのですが、
全然余裕ではありませんでした!!!!!!!
水の中で目を開けたことがなかったんですね〜。
マスククリアはもうパニック。18歳、大号泣。
出来なかったのになぜプロを目指したのか
就活に入る前の時、私は自分に自信がなかったんですね〜。
そこで思いました。
『人生で一番嫌いなマスククリアを仕事でやるインストラクターになれば自分に自信が持てる気がする!』
今思えば、どこか闇を感じます。
そして踏ん切りをつけるために器材を購入。
逃げられなくなりました。
今はマスクスキルが苦手な人を出さないようなインストラクターになれるよう頑張っています。
あれ、イルカは…?
体のメカニズム
まず器材もつけず、水中で目を開ける練習をしました。
水中で目を開けると息が詰まる感じになりました。読者の皆様もそういう経験ありませんか?
これ、実は哺乳類だったら誰でも持っている性質なのです。その性質がこちら。
『潜水反射』
聞いたことありますか?主に2つ特徴があります。
①哺乳類全般、水に入ると心拍数が減少します。
②ヒトの顔は、水が当たると息が勝手に止まり、気道内に水が入ってくるのを防ぐ役割があるのです。
①にあったようにヒト以外にもイルカなどの水生哺乳類も持っています。
イルカ達は水に入ると潜水反射により、心拍数が減り、酸素消費量を抑えることができるので長く潜る事ができます。
問題は、②ですよね。本当に息が詰まるんですよ。息が詰まってそのあとどう呼吸したらいいかがわからないんです。
じゃあどうしたらいいのか。
吐くことを意識します。
とても大事なので太文字にしてみました。笑
どうやって克服をしたのか
スノーケルを加えてマスクを付けずに目を開ける練習をしました。ここでも息が詰まるような感じがあるので、息をふーーーーを吐くことを意識します。
段々慣れ、今度はマスクスキルに挑戦!
水を入れた瞬間息が出来なくなるというか、吸えばいいのか吐けばいいのかわからなくなり、吸ってしまい鼻と目が痛くなるのがあるある。
なので、水を入れる瞬間だけは潜水反射の力に頼らずに自ら息を止めています(笑)
水を入れた後は、絶対に息をふーーーーっと吐きます。吐ききるのが大事です🌬
吐いているときに次に何をすれば良いか考えます。
そうです、口から息を吸います!ストップ・シンク・アクション!!!
とにかくどうすればいいかわからなくなったときは呼吸にだけ集中してください。
ダイビングって呼吸のコントロールがとっても大事。
呼吸のコントロールさえ出来れば、ダイビングってスムーズなんです。
勘違いしていませんか?
①早く水をクリアしたいそこのあなた!
焦ってしまうとどうしても、早く!早く!と自分を急かしてしまい、何をすればいいかわからなくなり、鼻から吸ってしまうという悪循環になります。
なので苦手な人ほど、水を入れてから数回(最低3回)は吸ってー吐いてーを繰り返してあげるといいです。
その間にストップ!シンク!アクション!🌈
②マスクの水を早く無くしたくて、鼻息を単発的に勢いよく出しているそこのあなた!
これではスムーズに抜けません。
マスクスキルの仕組みはマスクの中に空気をためて、その空気が沢山満たされることで、マスク内の水を押し出して水をクリアする仕組みです。
単発的にだと、空気は全然たまらないんです。
なので鼻息をんーーーと出すか、優しくハミングしながらクリアを行うといいですよ。
お店で聞きたい方はIKBまで💨
以上、マスククリアを克服した池田でした🍿