「それがそこにあるからさ」 – ジョージ・マロリー(1886〜1924)
イギリスの登山家、ジョージ・マロリーは、「なぜ、あなたはエベレストに登りたかったのか?」と聞かれて、そう答えました。
ども。IKBのKenです!
「それがそこにあるからさ」は、あまりにも有名なエピソードですね。
山に登りたい。海に潜りたい。それは人間の根源的な欲求なのでしょう。
理屈で考えれば、そんなリスクを冒す必要はないわけですから。
1924年にマロリーがエベレストで行方不明になってから98年後、2022年3月、伊豆大島の三原山を登ってきました。
標高758m。
命の危険はありません。(笑)
無事、登頂。
低いからね。
この日はあいにくの天気で何も見えませんでした…。
天気がよろしければこんな景色が見えたはず。
噴火口が底まで見えて、海の向こうには富士山まで!
三原山の山頂口、標高553mまでは車で行けます。
山頂口からのルートは2つあって、山頂までコンクリートで舗装された「遊歩道」コースと、スコリア石を踏みしめながら歩く「表砂漠」コース。
ジオを感じたい我々はもちろん「表砂漠」コースをチョイス。
※ジオ…大地または地球という意味。
登るのに1時間、噴火口をぐるりと回るのに1時間、降りてくるのに1時間、
ざっくり往復3時間の行程。
歩き慣れてない初心者は翌日、筋肉痛になります。(笑)
一度下山し、お昼ご飯。そして次は裏砂漠へ!
国土地理院の地図に、日本で唯一、「砂漠」の表記があるのは実はココだけなんです。
やっぱり何も見えない。(笑)
でもね、なんか違う惑星に来ちゃったような感覚。
このスケール感、肌に当たる風、目の前をすごい勢いで吹き抜けていく雲、黒く小さいスコリア石の上を歩くときのザクザクとした音と感触。
ぜひ、体験してみてください。
ダイビングインストラクターがなぜ山に登るのか?
それは海と山を分けて考えていないからです。
自然に境界線なんてない。ジオを感じたい。
かっこいいでしょ?(笑)
あたしもジオを感じたい〜という方は、ぜひジオパーク大島ツアーへ。
ダイビング後には登れない三原山へ、初日に登ります!
裏砂漠も行きますよ〜。
ジオパーク大島ツアーは年に2回しか企画ないですからね、お見逃しなく!!
お待ちしております!!!!